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まつやん
まつやん
性別:♂  生年:1972年  
本籍:秋田県
趣味:フライフィッシングと日本酒!  
フライデビュー:1999年    
家族:妻0人、愛娘1人、息子1人^^     
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2009年01月17日

ホームリバーの中を



今日は平日であるが、有給を取っていつものホームリバーに向かった。
ホームリバーに行くのに、わざわざ有給?
そう思うかもしれないが、今日はどうしてもホームリバーに来たかったのである。
いや、来なければいけないのである。

ウエーダーを身につけ、シューズを履いた。
しかし、ベストは身につけず、ロッド、リールも車に置いたまま、
車にロックをかけ、入渓点に向かう。
林道を少し歩いて入渓点に向かったのだが、途中山菜取りの老夫婦とすれ違った。

「こんにちは。」

「どうも。」

「釣り…ですか?」

「えぇ、まぁ…」

老夫婦の不思議そうな顔をする理由もわかる。
明らかに釣り人の格好なのに、竿を持ってないのだから。

川が見えて来た。
きれいなせせらぎ。
川はいつもと同じように流れていた。

川に一歩足を踏み込む。
水流が足を押してくる感じが心地よい。
上流を見ると、木々がトンネルと作り、
その中を川が流れているのが見える。
上流に向かって一歩踏み込む。

流れから魚が走り出す。
いつもなら、しまった!と思うところだが今日はよいのである…。

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タグ :釣り小説


Posted by まつやん at 21:04Comments(26)書き物

2008年04月15日

もう、いやらしいっ! 準備編

明日は一日釣りができるから、
どの川にどの順番に行こうか、
なんて悩みながら寝るんだろうなぁ。

あぁ、いやらしいなぁ。  続きを読む

Posted by まつやん at 22:31Comments(16)書き物

2008年04月12日

禁断症状

最近全く釣りに行っていない。
パパになるといけないとは聞いていたが、
まさかこれほどとは。

別に子供や子育てが嫌いな訳でない。
むしろ、親バカ丸出しでかわいがっているし、
夜中のオムツ換えもお風呂も楽しくやっている。
手にウンチをかけられても、かわいいもんだ。

ただ釣りに行けない、行きたい。
それ以上でも、それ以下でもない。

となると、自分の思考の自由時間を
釣りに費やすしかなかろう。
夜寝る前のひと時、私は渓に立つ。


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タグ :妄想釣り


Posted by まつやん at 22:14Comments(25)書き物

2008年01月11日

ダブルヒット?シングルヒット?


「バシャ!」
私のフライにヤマメがヒットした!

私:「よしっ!」

T:「ちっ!」

私のヒットを見て、同行しているTは舌打ちをした。
普通ならこんなリアクションをするはずは無いのであるが…。

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Posted by まつやん at 22:16Comments(17)書き物

2007年12月19日

懲りない奴 (釣り人編)

入渓の時の高揚感はすでにない。
これまで、何回キャスティングしたのだろうか。
そして同じ回数、フライは何事も無く足元まで流れてきている。

仕事やら家族サービスやらで1ヶ月ぶりの釣行であるが、
大型連休の最終日なので、ある程度は覚悟していた。
実際この川に入渓するまでいくつかの川を見てきたが、
どこも車、車、車、車、そして人、人、人、人、。
ようやく車の少ないこの川のこの区間に入渓したのだが。
全く反応が無い。
多分、今朝早く、あるいは昨日まで人が入っていたのだろう。
それにしても魚がいないのか、それともいるけど反応がないのか。
それすらも分からない。
しかし、今さら場所を変えても状況はほとんど変わらないだろう。

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Posted by まつやん at 23:13Comments(17)書き物

2007年10月07日

ジエツサワ その4(最終話)

…その3から続く


「でかい…。」

少なく見積もっても50cm以上はある。
もしかしたら65cmくらいはあるかもしれない。
1m位の深さに定位しているが、水がきれいなせいもあり、
一目見てイワナとわかる斑紋が背中にあるのが見える。
魚がでかいので、斑紋の大きさも半端ではない。
口にフライが刺さっているはずなのに全く意に介さず
定位している。  続きを読む

Posted by まつやん at 19:35Comments(19)書き物

2007年10月06日

ジエツサワ その3

…その2から続く

「堰堤がない…。」

確かに二百m位先に堰堤があるはずである。
土石流か何かで潰れたのか?
いやそれにしても堰堤の残骸すらない。
やはり、先ほど否定した可能性を肯定しなければいけない。
そう、堰堤は無くなった訳ではない。
堰堤はまだ作られていない状態なのである。
つまり、こう考えるとつじつまがあうのである。  続きを読む

Posted by まつやん at 20:00Comments(7)書き物

2007年10月05日

ジエツサワ その2

…その1から続く


なんだろう、この違和感…?

しかし、この時点ではまだわからなかった。
その後も尺クラスのイワナ、ヤマメがバンバン釣れる。
相変わらずカメラは壊れたまま。
カメラが壊れていなければ、証拠になるのに!
一日、というか2時間くらいで尺イワナ6本、
尺ヤマメ2本釣れた、なんて言っても誰も信じないよなぁ…。  続きを読む

Posted by まつやん at 20:00Comments(9)書き物

2007年10月04日

ジエツサワ その1

釣りをしているとたまに不思議なことに巻き込まれる…
kawatombo kenさん、ぱくってすいません^^;)

もう数年前の話である。

H川は、某県の県北を流れ日本海へ注ぐ大河の支流である。
隣県との間にまたがる1500m級の山々を水源とし、
かなり懐の深い川である。
このH川であるが、上流部は深いV字谷の底を流れ、
川にたどり着くには深い木々が多い茂った急斜面を
数十m降りないといけない。
しかし、渓相は完璧である。
V字谷の底ながら、広い川幅、豊富な水量。
大石が点在し、好ポイントを形成する。
魚影もものすごく濃いというわけではないが、
時折40cmオーバーのイワナが釣れたという噂も耳にする。
実際私も尺を数本上げたこともある。
そう、本当に完璧なのである。
数kmおきにある魚が遡上できないような堰堤があることを除いては。

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Posted by まつやん at 22:50Comments(6)書き物

2007年09月10日

懲りない奴 その2 イワナ編



あー、腹減ったなぁ…。
しばらくろくなもん食べてないよ。
トビケラがたくさん羽化してたのはいつだったかなぁ。
あの時はおいしかったなぁ。
腹いっぱいになったし。
最近は水も少ないし、おいらの縄張りも小さくなってきたよ。  続きを読む

Posted by まつやん at 21:47Comments(17)書き物

2007年09月07日

懲りない奴



俺はこの渓のここら付近では一番大きなヤマメだ。
もう2回は冬を越したろうか。
この渓にしては大きな淵が俺の縄張りで、
俺はいつもこの淵の流れ込みの流心の底にじっとしている。
餌は流れ込んでくる波が勝手に口元まで運んでくれる。

水面の餌は滅多に口にはしない。
口にするとすれば、底から上を見上げて、
水面の餌がぎりぎり影となって見えるくらいの暗さになった時だ。
しかも、砂粒のような小さなユスリカしか食わない。  続きを読む

Posted by まつやん at 22:46Comments(16)書き物