禁断症状
最近全く釣りに行っていない。
パパになるといけないとは聞いていたが、
まさかこれほどとは。
別に子供や子育てが嫌いな訳でない。
むしろ、親バカ丸出しでかわいがっているし、
夜中のオムツ換えもお風呂も楽しくやっている。
手にウンチをかけられても、かわいいもんだ。
ただ釣りに行けない、行きたい。
それ以上でも、それ以下でもない。
となると、自分の思考の自由時間を
釣りに費やすしかなかろう。
夜寝る前のひと時、私は渓に立つ。
ホームリバーのA川。
小さなつり橋のある入渓点。
そこから約2kmはほとんどが頭の中に入っている。
その2kmを一瞬でトレースする。
「よし、今日はこの区間だ!」
当然コンディションは最高の状態。
増水から平水に戻りつつある状態。
天気は曇天。
気温はやや高く、ちょっと蒸し暑い感じもする。
カゲロウ、カディスの複合ハッチが一日中続いている。
あの流れの筋にフライを打ち込む。
フライが流れの筋に沿って、流れてくる…。
「出ないか…!?」
と思った瞬間、飛沫が上がった!
合わせる!
「重い!」
なかなか寄ってこない。
しばらく抵抗したが、そのうち大人しくなり、
ネットに入った。
なかなかいかつい顔の雄のヤマメだった。
「ありがとな!今度は
本当に会いに行くから…。」
さて、続きは一体いつになることやら…。
※今回の記事はノンフィクションです!!
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